日本品质

"Okazaki Micro Hotel ANGLE"是眺望城市和人的新热点。

特别喜欢自己生活的爱知县、冈崎的街道。
与那些人相关的城镇和生活的入口诞生了。
由于来自外部的人、当地人的视点混合,产生了更好的流程。

一边感受"喜欢",一边与街道相关。


"Okazaki Micro Hotel ANGLE"(以下简称"ANGLE")是利用了在町内最早建成的相机店的建筑物,位于多人往来的十字路口。
今年6月,经过2年半的构思,沿着由地区的人们逐渐形成的城市构造的爱知县冈崎市的主要街道--传马大街,隆重开业的这家酒店,路过的人,在等红绿灯的人,都说"这里是什么地方?",散发出一种无法躲避的氛围。
是的,在这个酒店里,为了与街道和人连接,制作了好几个"挂钩"。

饭田圭先生/『Okazaki Micro Hotel ANGLE』老板。<br />
山梨县出身在地方银行工作后,4年前移居冈崎市。<br />
共同工作空间Camping Office osoto的设立和运营也负责。<br />
饭田圭先生/『Okazaki Micro Hotel ANGLE』老板。
山梨县出身在地方银行工作后,4年前移居冈崎市。
共同工作空间"Camping Office osoto"的设立和运营也负责。

首先是"ANGLE"的名称和标识。
以"原相机商的故事性非常重要"的老板饭田圭的想法而采用的"ANGLE"一词是具有"角度和视点"意思的拍照用语。
"拍摄照片的人的视点和世界观都会表现出来。
这是可以说的,希望冈崎能用各自的感受方式和视点思考。
我们想创造这个契机"的想法,logo标志是以"高角度(从外面来的人的客观的视线)"和"低角度(当地人独有的深度的视线)"相结合的形象制作而成。
以"以我们的角度体会冈崎街道的微型酒店"为概念。

『ANGLE』,位于城镇的人在想休憩的笼田公园的附近。<br />
老相机店。<br />
"ANGLE"就在城市里的人所思所想休息的笼田公园附近。
也因为是老相机店,所以也逐渐成为重新发现自己的街道并发送信息的项目"冈崎相机"的大家的新热点。

能够感受到街道的"故事"的室内装饰,充满了空间。

酒店的内部装修和室内装饰中,也嵌入了很多"与城市相关的挂钩"。
进入1楼后,除了宽敞的共用部分之外,在2~3楼的客房中,墙壁、天花板、桌子的木材、凳子、灯、艺术品、植物、床垫等"当地的东西"随处可见。
在加入这些要素的同时,与饭田先生一起创造了空间的建筑家集团《studio36》的一员,足立拓哉将其称为"故事•室内装饰"。
"不是建筑用语,而是完全的造词(笑)。
饭田先生想在酒店里制作故事,他的想法在细节上也很完美。
其中之一就是天花板和墙壁使用的杉木材。
去年,在这条大街上进行社会实验的时候,让木材复活了。
虽然不是所有的人,但是对于与此相关的人来说,是很有回忆的。
我觉得故事这样的感觉很好。

室内装饰商店『FILT.』经营的『飛松灯器』的灯在前面使用。<br />
在室内装饰商店"FILT."中销售的"飛松灯"的灯在前面使用。
桌子上的灯是居住在爱知县丰田市,椅子是居住在奥三河的木工作家的东西。<br />
桌子上的灯是居住在爱知县丰田市,椅子是居住在奥三河的木工作家的东西。

重新眺望1楼共用部分,可以看出,这种室内装饰虽然没有强烈主张什么,但以舒适的存在感支撑着会场。
而且,正因为充满了某人的"喜好",才会发现这是一个舒适的空间。

冈崎的街道本身也充满了很多人"喜欢"的心情。
饭田先生的妻子,土生土长的冈崎,老家经营房地产的饭田伦子说。
"冈崎的人喜欢这个城市。
很多人不轻视自己的城市,只说'冈崎是个好地方'。

"喜欢"慢慢链接起来。
冈崎聚集了大家的这种"喜好",现在正发生着变化。
"ANGLE"所在的,到1980年代为止是大家都来玩时尚的地方,但是有过有4家百货店关门、路面店的空店铺增加的时期。
这种状能出现变化的征兆,是从公民让生活的人、相关的人的视角更好地看待自己的城市,而联合推进城市建设的5年前开始的。
活用历史和文化的同时使地区变得有趣的活动随处可见,在空店铺中个性店铺的分店增加,地区变得生机勃勃。
《ANGLE》也是在这样的潮流中诞生的。

全部单间的客房中,将行李和舒适空间分开,设置了台阶。<br />
在里面,面向窗户可以放下脚的柜台。<br />
讲究舒适感的床垫是由当地的缝制公司特别定制的。<br />
所有单间房内,行李和舒适空间均被分割开来。
在里面,面向窗户可以放下脚的柜台。
讲究舒适感的床垫是由当地的缝制公司特别定制的。
在各个房间,有居住在东京的摄影师小财美香子拍摄的冈崎之町的照片。<br />
每个房间都有居住在东京的摄影师小财美香子拍摄的冈崎之町的照片。
馆内指南也制作得很时尚。<br />
馆内指南也制作得很时尚。

山梨县出身,致力于当地地方银行业工作的饭田先生,在4年前再次就职于冈崎。
实际生活中感受到的是:"有超过100年的商店和企业,旧的东西和做新事情的年轻人很自然地交织在一起。
我觉得那很厉害。

从2017年开始,担任"Snow Peak Business Solutions"着手的共同工作空间"Camping Office osoto"的设立和运营,经历了开场连接人和地点的乐趣的饭田先生,参加了以活用空屋开展事业为目的的"改建学校"。
《ANGLE》的开始是在为期3天的研讨会后,在公开发表会上公开宣布"住宿"。
饭田先生说:"虽然有一半的气势,但朋友来玩的时候,如果有能住宿的地方就好了。
虽然因选址等方面经历了不少波折,但包括在翻修学校遇到的《studio36》成员在内,与志同道合的朋友们一起度过了时光。

不是发射烟花,而是需要一个在城市扎根的场所。

去年夏天重装开业的笼田公园聚集了很多人。<br />
去年夏天重装开业的"笼田公园"聚集了很多人。

在建造旅馆的时候,"同时想增加同年龄段的玩家和做有趣的事情的人"的想法为根本的饭田先生,想把刚进去的1楼共用部分变成当地人也可以利用的公共空间。
目前为租赁空间,预定作为周末晚上的酒吧营业。
"希望外部来的人能与当地人交流,让冈崎觉得有趣,也希望外部来的人能产生城镇的人受到刺激的模式。
最理想的是成为混合、相互接触的场所。

以这种想法为灵感创作的《studio36》的深泽创一说:"在这种规模的酒店里,几乎没有前台缩进的情况。
虽说如此,但从外面看就能知道是"酒店"。
为了兼顾这两点,把共用部分比作半屋外,在前台前面再做一个入口。
作为酒店来说是非常奢侈的使用方式。

实际经营旅馆的山崎翔子,为了传达地区的趣味性,和饭田伦子一起自费制作了"街道漫步地图",非常喜欢冈崎。
"从'ANGLE'能走到的范围内,有这么多漂亮的店铺。
前面还有公园。
我觉得可以体验新的东西和旧的东西。

想要在旅馆住宿的话,可以体验当地的生活。
如果能成为其契机的话,也有用相机再次看到冈崎的魅力,并与发信的"冈崎相机"的成员合作,请他们进行城市向导的企划。

从外面来的人和当地人,旧的东西和新的东西,各种各样的观点和感受方式。
很多"喜欢"的同时,各种各样的角度混合在一起,这个地方渐渐变得很有趣。

photographs by MOTOKO
text by Kaya Okada

『Okazaki Micro Hotel ANGLE』は、まちと人を見つめる新拠点。

自分たちの暮らす愛知県・岡崎のまちが好きでしかたない。そんな人たちが関わる、まちと暮らしの入口が誕生しました。外からの人、地元の人の視点が混ざり合うことで、さらによりよい流れが醸されています。

「好き」を感じながら、まちと関わる。

 まちで最初にできたカメラ屋さんだった建物を利用した『Okazaki Micro Hotel ANGLE』(以下、『ANGLE』)は、多くの人が行き交う交差点にある。地域の人たちによるまちづくりが、じわじわと形になり始めている愛知県岡崎市のメインストリート・伝馬通り沿いに今年6月、2年半の構想を経てグランドオープンをしたこのホテルは、通り過ぎる人、信号待ちをする人たちが、「なんだろうこの場所は?」と、覗かずにはいられない佇まいを発している。そう、このホテルには、まちや人とつながるための「フック」がいくつもつくられている。

飯田圭さん/ 『Okazaki Micro Hotel ANGLE』オーナー。山梨県出身で地方銀行勤務の後、4年前に岡崎市へ移住。コワーキングスペース『Camping Office osoto』の立ち上げ・運営も担当。
飯田圭さん/ 『Okazaki Micro Hotel ANGLE』オーナー。山梨県出身で地方銀行勤務の後、4年前に岡崎市へ移住。コワーキングスペース『Camping Office osoto』の立ち上げ・運営も担当。

 まずは「アングル」という名称とロゴマーク。「元・カメラ屋さんというストーリー性を大切にしたい」というオーナー・飯田圭さんの思いから採用された「アングル」という言葉は「角度や視点」の意味をもつ写真用語だ。「写真って撮る人の視点や世界観が表れる。それはまちにも言えることで、それぞれの感じ方や視点で岡崎をおもしろがってもらいたい。僕たちはそのきっかけをつくっていきたいんです」という考えから、ロゴマークは、「ハイアングル(外から来た人の客観的な目線)」と、「ローアングル(地元の人ならではのディープな目線)」を掛け合わすことをイメージして制作。コンセプトを「ぼくらのアングルをきっかけに、岡崎のまちを捉えるマイクロホテル」とした。

『ANGLE』は、まちの人が思い思いに憩う籠田公園のすぐ近くにある。元・カメラ屋さん。
『ANGLE』は、まちの人が思い思いに憩う籠田公園のすぐ近くにある。元・カメラ店ということもあって、自分たちのまちを再発見して発信するプロジェクト『岡崎カメラ』のみなさんの拠点にもなりつつある。

まちの「物語」が感じられるインテリアで、空間を満たす。

 ホテルの内装やインテリアにも、たくさんの「まちと関わるフック」が落とし込まれている。1階に入ってすぐの広々とした共用部に加えて、2〜3階の客室には、壁や天井、机の木材、スツール、ランプ、オブジェ、植物、マットレスといった「地元のもの」がそこかしこに使われている。こうした要素を盛り込みながら、飯田さんと一緒に空間をつくり込んでいった建築家集団『studio36』のひとり、足立拓哉さんは「ストーリー・インテリア」と呼ぶ。「建築用語ではなく完全に造語ですけどね(笑)。ホテルのなかに物語をつくりたいう飯田くんの思いを細部にまでちりばめています。そのひとつが天井や壁に使われている杉材。昨年、この通りで社会実験をしたときに使った木材を復活させました。すべての人ではないけれど、それに関わった人には思い出深いもの。ストーリーって、そうした主観でいいと思うんです」。

インテリアショップ『FILT.』で取り扱う『飛松灯器』のランプをフロント上で使用。
インテリアショップ『FILT.』で取り扱う『飛松灯器』のランプをフロント上で使用。
テーブル上のランプは愛知県豊田市在住の、椅子は奥三河在住の木工作家のもの。
テーブル上のランプは愛知県豊田市在住の、椅子は奥三河在住の木工作家のもの。

 改めて1階共用部を眺めてみると、こうしたインテリアは声高に主張してはいないけれど、心地よい存在感で場を支えているのがわかる。そして、誰かの「好き」があふれているからこそ、居心地のよい空間であることに気づかされる。

 岡崎のまち自体にもいろいろな人の「好き」という気持ちがあふれている。飯田さんの奥さんで、生まれも育ちも岡崎、実家が不動産業を営む飯田倫子さんは言う。「岡崎の人はこのまちが好き。自分たちのまちを卑下することなく、『岡崎はいいところだ』と商売している人が多いんです」。

「好き」はじわりじわりと連鎖していく。岡崎はこうしたみんなの「好き」が集まり、今、まさにまちが変わりつつある。『ANGLE』があるエリアは、1980年代までみんながおしゃれをして遊びに来る場所だったが、4つあった百貨店が閉店したり、路面店に空き店舗が増えてしまった時期がある。そんな状能に変化の兆しが生じたのは、自分たちのまちを、暮らしている人、関わっている人の目線でよくしていきたいと、公民が連携してまちづくりが進められるようになった5年ほど前から。歴史や文化を活かしながら地域をおもしろくする活動があちこちで起こり、空き店舗に個性的な店舗の出店が増え、エリアが活気づいてきた。『ANGLE』もこうした流れの中で誕生した。

すべて個室の客室には、荷物とくつろぎ空間をわけて段差をつけた。奥には、窓に向かって足を下ろせるカウンター・デスク。寝心地にこだわったマットレスは地元の縫製会社に特注したもの。
すべて個室の客室には、荷物とくつろぎ空間をわけて段差をつけた。奥には、窓に向かって足を下ろせるカウンター・デスク。寝心地にこだわったマットレスは地元の縫製会社に特注したもの。
各客室には、東京在住フォトグラファーの小財美香子さんが撮影した岡崎の町の写真が。
各客室には、東京在住フォトグラファーの小財美香子さんが撮影した岡崎の町の写真が。
館内案内もおしゃれに制作。
館内案内もおしゃれに制作。

 山梨県出身で地元の地方銀行に努めていた飯田さんが再就職で岡崎にやってきたのは4年前。実際に暮らしてみて感じたのは「100年を超える商店や企業が残っていて、古いものと、新しいことをやっている若い人が当たり前のように交わっている。それがすごいと思いました。全然当たり前じゃないのに」という驚きだった。

 2017年から『スノーピークビジネスソリューションズ』が手掛けるコワーキングスペース『Camping Office osoto』の立ち上げ・運営を担当、場を開いて人と場所をつなぐおもしろさを経験した飯田さんは、空き家を活用して事業を起こすことを目的とした「リノベーションスクール」に参加した。『ANGLE』の始まりは、3日間のワークショップの後の公開プレゼンで「宿をつくる」と公言したことからだった。「半分勢いでしたが、友達が遊びに来たときに、泊まれる場所があるといいなと思っていたので」という飯田さん。場所選びなど紆余曲折があり、心が折れそうになったこともあったが、リノベーションスクールで出会った『studio36』のメンバーをはじめ、同じ志を持った仲間と一緒だったから乗り切れた。

打ち上げ花火ではない、まちに根を下ろした場が必要。

昨年夏にリニューアルオープンした『籠田公園』には多くの人が集まっている。
昨年夏にリニューアルオープンした『籠田公園』には多くの人が集まっている。

 宿をつくるにあたり「同時に同世代のプレイヤーや、おもしろいことをやる人を増やしたい」という考えが根幹にあった飯田さんは、入ってすぐの1階共用部を地元の人も利用できるパブリックスペースにしたいと考えた。当面はレンタルスペース、週末夜のバーとして営業する予定。「外からの人が地元の人と関わることで岡崎をおもしろいと思ってもらいたいし、外から来た人にまちの人が刺激を受けるというパターンも生まれてほしい。混ぜ合わせ、掛け合わされる場となるのが理想です」。

 その思いを形にした『studio36』の深澤創一さんは「この規模のホテルで、フロントが奥に引っ込んでいるケースってあまりない。とはいえ、外から見て”ホテル“とわかるようアピールもしたい。それらを両立させるため、共用部を半屋外に見立てて、フロントの手前でもうひとつの入口をつくりました。ホテルとしてはとても贅沢な使い方になっています」と言って笑う。

 実際に宿のオペレーションをする山崎翔子さんは、地域のおもしろさを伝えたいと、「まち歩きマップ」を飯田倫子さんと一緒に自費でつくったほどの岡崎好き。「『ANGLE』から歩いていける範囲で素敵なお店がこんなにもたくさんある。すぐ前には公園もある。新しいもの、古いものを体験してもらえると思います」。

 宿に泊まるからには、その地域の暮らしを体験してもらいたい。そのきっかけになればと、岡崎の魅力をカメラで再発見し発信する「岡崎カメラ」のメンバーとコラボレートしてまち案内をしてもらう企画もある。

 外から来た人と地元の人、古いものと新しいもの、いろいろな視点や感じ方。たくさんの「好き」とともに、さまざまなアングルが混ざり合って、この場所はまちとともにおもしろくなっていく。

 

photographs by MOTOKO
text by Kaya Okada